東京マイスター

お得意様や関係者様のお陰をもちまして私ども守屋彫刻工芸は平成24年で創業47年目を迎えることができました。平成21年度の東京マイスターは東京工業彫刻協同組合様からのご推薦をいただき、東京都の面談や技術審査を経て受賞に至りました。正直なところわたくし個人の力など取るに足らず、お得意様、近藤理事長をはじめとする組合員様、従業員の皆様のお力添えがあり受賞に至ったものと思っております。従業員には日ごろから「機械のカスタマイズを大切に」「先に時間を使い考えてから行動」「恩は着ても、恩は着せるな」など偉そうなことばかり申しておりますが、実はこれは自分への戒めでもあり、私自身も現状の技術に満足することなく、これまで以上に新しいことにチャレンジし続けていかなければならないと痛感しております。お客様のニーズに素早く対応し、ご満足いただけるよう従業員一同全力で取り組んでまいります。これからも守屋彫刻工芸を何卒宜しくお願い申し上げます。

株式会社守屋彫刻工芸 会長

東京マイスター(東京都優秀技能者)とは

東京マイスターとは、都内に勤務する技能者のうち、極めて優れた技能を持ち、他の技能者の模範と認められる方々を東京都優秀技能者として 知事が認定するものです。
 中小企業における技能者の育成等を図るとともに、広く社会一般に技能尊重の気風を浸透させ、技能者の社会的地位及び技能水準の向上を図るこ とを目的として、毎年、表彰を実施しています。
 21年度は、40名を東京マイスターに認定いたしました。

被贈呈者の概要

被贈呈者数:40名(男性:37名、女性:3名)、平均年齢:61.3歳(最年長88歳、最年少36歳)

被贈呈者:守屋衛(もりや まもる)

所属企業:株式会社守屋彫刻工芸 会長
推薦団体:東京工業彫刻協同組合
東京都による守屋衛技能概要
1)機械彫刻に長年従事し、点字彫刻の加工法の工夫に取り組み、認識性に優れた案内板の加工に成功した。
2)ダイヤカット彫刻機などの図柄や模様が容易にできる機会の改良や開発に取り組み、業界全体の 技能の向上と仕事の幅を飛躍的に拡大させた。